綾野製作所とパモウナの違いを徹底比較!2 まだまだあるよ良いところ

さて今回も、前回記事に引き続き、

綾野製作所とパモウナはなにが違うのか?

 

前回、はるすけが心惹かれたポイントを

勝手にランキング形式でご紹介したものの、

まだまだあるある、綾野製作所の良いところ。

 

今回記事では、そんな、

伝えきれなかった綾野製作所の魅力

をさらに深堀り!

 

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まだまだある!綾野製作所の良いところ

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か、かっこいい響き。

なにかというと、引戸が、

ゆっくり閉まるは、当たり前。

ゆっくり開く、のだ。

 

これ、だから絶対綾野製作所にしよう!とはならなかったものの

はるすけ的にはかなりお気に入ったポイント。

 

なぜなら、綾野製作所もパモウナも他のメーカーも

使い心地を重視した引き戸が軽すぎてなーんか安っちく、

特に開閉する最後のところでカターンっとなるのが気になっていたからだ。

伝わるか?

理解できない人はぜひ勢いよく開閉してみてほしい。

 

それが、最後にゆっくりな動きになることでばれない。

だから、絶対閉まるときはゆっくりになるやつがいい!と

パモウナでも最低ランクのシリーズ(ゆっくり閉まらない)は除外した。

 

そんな中、綾野製作所の食器棚(一部除く)は、開くときもゆっくり。

カッチャ、、、と優雅な音を立てて開き、カッチャ、、、と閉まる。

 

その高級感たるや。

良い!の一言につきる。

 

棚板を止めるダボ

はい?

 

うん、最初に聞いたとき、私もそう思ったさ。

 

ダボ?そもそもなに?

これ↓

の、棚板の下、壁に空いた穴に刺さって板を支えている金属。

 

綾野製作所は、こんな小さな金属にもこだわっているらしい。

 

↓拡大して取り外すと、こう。

なんと、差し込み部分がネジになっていて、簡単に落ちない。

 

普通はそんな風にはなっていなくて、

棚板をはずしてつまめばスポッと抜けるのだが、

こちらはぐるっと回すことでしっかり固定できるらしい。

 

正直、板が上に乗っていればネジがなくても落ちないだろうから

はるすけ的にはそこまで心惹かれはしなかった。

 

ちなみに、HPをよくよく読むと

「無くならないこと」もメリットとして挙げられていた。

確かに小さいものだから、それはメリットなのかもしれない。

 

さらに、ダボ穴の間隔が3cm、というのも綾野製作所の特徴らしい。

パモウナはどうなのかな?調べたけどわからなかった。

 

モイス

これ、たぶん一番わかりやすい違いだと思う。

 

モイスとは?

天然素材が持つ自然のエネルギーと日本の高い技術力によって生まれた適湿化素材。

雰囲気的に、珪藻土の上位互換みたいなもの?

 

と思っていたら、HPにも

バーミキュライト、珪藻土などの天然素材で構成されている

と記載されていた。

 

綾野製作所独自の素材というわけではなく、

ニトリはじめ他のメーカーの食器棚にも使われている。

しかし、パモウナには使われていない。

 

どんな効果があるの?

モイスには大きく、2つの効果が期待されるらしい。

  • 細菌を抑制し、嫌な臭いを消臭する
  • 蒸気をすばやく吸収し放出することで、最適な湿度を保つ

キッチンには匂いや蒸気がたくさん発生するから、

それをうまくコントロールしてくれるというのは嬉しい機能だ。

 

どこに使われてるの?

調理家電を載せるカウンターの天板部分。つまり戸棚の下。

ちなみに、カウンター下の炊飯器置き場には貼られていない。

 

デメリット?

匂いも湿気も好きな人はいないわけで、

メリットしかないように思うモイス。

 

でも採用していないパモウナにも言い分はあるようで、

その理由として次のようなデメリットをあげている。

  • モイスはざらざらしていて汚れやすい
  • 水蒸気を溜める性質で木製の家具と相性が悪い
  • 汚れると性能が落ちるため交換が必要になる

 

2点目については、木製家具は水に弱いからこそモイスが必要!

と考える綾野製作所と真っ向から意見が対立。

どっちが正しいのかなあ、、、?

 

汚れやすさ、それによる性能の落ちはどうなんだろう?

 

綾野製作所はこれらの点にはっきり言及していない。

モイスはそもそも住宅建材として三菱商事が売っているものらしく、

モイス公式サイトを見てみることに。

 

すると、どちらかといえば壁材として使われている模様。

そんなものが木材と相性が悪いなんてこと、あるかなあ。

 

また、汚れやすさについては、

静電気が発生しないため埃を寄せ付けない、という評価もある。

 

とはいえ、

吸湿効果の裏腹として、液体がかかると、内部に浸透してしまうため、

そういう意味では確かに注意が必要な素材のようだ。

 

ちなみに、液体汚れのお手入れ方法は公式サイトに詳細があり、

水を含ませたきれいな布、またはティッシュペーパーなどで

できる限り早く拭き取るようにとアドバイスされている。

汚れが気になる場合には、

中性洗剤を用いた水につけ絞ってから汚れた部分を拭いた後、

清水で固く絞ったきれいな布で表面に残った洗剤分を拭き取ることで

綺麗を保つことができるらしい。

 

最後に、汚れによる効果の減少。

これは、珪藻土バスマットユーザーとしては、ありそうだな、と思う。

 

購入した頃は、濡れた足が吸い付くほど吸湿力のあったバスマットも

2年経った今はそれほどの効果を感じなくなってしまった。

 

これもまた、モイスの場合はどうなのか正直わからないのだけど

綾野製作所自体、モイスを食器棚に使い始めて6年だというから、

本当のところはなんとも言えないのかも知れない。

(ちなみに6年間のクレーム発生件数は0件だそうだ)

 

そこで綾野製作所は、モイスの調湿効果10年保証として、

10年間のうちにカビ、ワレ、結露が発生した場合は

無償で修理してくれるサービスをやっている。

まあ、なんかあったら保証してくれるなら、いいか。

 

ちなみに、個人で通販から建材として購入するという手もあり、

そんなに高くないようなので、効果が落ちたら検討したい。

 

まとめ

そんなわけで、匂いと湿気への効果は嬉しいけど

デメリット?も全く無いとは言えなさそうだし、

はるすけはモイスについてはフラットな立場。

 

でもね、カウンター上で蒸気の出るものを使うなら、

やっぱり要るかなって思う。

 

パモウナは、蒸気の出る調理家電を使う場合は

カウンター上にオプションでスライドを取り付けるよう推奨している。

 

そうゆうことだよなあ。

 

まだまだまだまだある

最後に、いや、もう、そこまで、頭が下がります、という

その他の綾野製作所のこだわりポイントをポイントだけご紹介。

 

  • トラッキング防止プラグ

コンセントプラグに絶縁体がほどこされているので火事防止になる。

 

  • 芯材を多く使用している

強度がUPし、重い食器をのせても安心。

 

  • はめ込み式の背板

丈夫な家具に、俺はなる!

 

駆け足ごめん!

 

とにかく綾野製作所は細部に渡って手間かけていいものをつくってる

ということなのだ!以上!

 

ふー、ありすぎて疲れたぜい。

 

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コメント

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